カルロ・スピノラCarlo Spinola、1564年 - 1622年9月10日)は、イエズス会のイタリア人宣教師。元和の大殉教で火刑に処された者の一人である。

グレゴリオ暦作成の中心人物であった科学者クリストファー・クラヴィウスに師事し、天文学、数学、暦学なども修得していた。

略歴

  • 1564年 - ジェノヴァもしくはプラハに生まれる
  • 1598年 - マカオ管区でプロクラドールに就任
  • 1599年 - リスボンを出発し、日本に向かう
  • 1602年 - 来日
  • 1612年 - 月食をもとに、マカオと長崎の経度を測定
  • 1614年 - キリシタンの国外追放を逃れ、長崎に潜伏
  • 1618年 - ポルトガル人、ドミンゴス・ジョルジの家に潜伏中、捕縛される
  • 1619年 - 大村の鈴田牢に投獄される
  • 1622年 - 長崎の西坂にて殉教
  • 1868年 - ローマ教皇・ピウス9世によって日本205殉教者の一人として列福

外部リンク

  • 技術大国日本の数学の父 カルロ・スピノラ - 荻野鐵人 医療法人共立荻野病院コラム

カルロチェントロ 片町きらら

『カルロ・スピノラ伝』 青羽古書店 AOBANE Antiquarian 洋書・美術書・学術書

カルロ・スピノラ伝 (1985年) (キリシタン文化研究シリーズ〈28〉) ファービオ・アンブロージオ・スピノラ, 宮崎 賢太郎 本

B. Carlos Spínola, mártir Salve Maria Imagens religiosas, Santos

『カルロ・スピノラ伝』 青羽古書店 AOBANE Antiquarian 洋書・美術書・学術書