スピアヘッド級遠征高速輸送艦(英語: Spearhead-class expeditionary fast transport)は、アメリカ海軍の遠征高速輸送艦の艦級。同型艦は自律能力を持ったEPF13を含めた13隻が就役中で、主に医療能力が強化されたフライトⅡが1隻進水し、2隻が建造中。
概要
スピアヘッド級遠征高速輸送艦は2012年から米海軍で運用されている中型の高速輸送船。16隻が建造予定でEPF 13を含め、これまで13隻が就役している。荷物の高速輸送を目的に開発されており、吃水3.83mと浅く、海上を35~45ノット (65~83km/h)で航行する。搭載能力は544tと、米陸軍と米海兵隊の中隊サイズ規模の兵員(200~300人)、ACV水陸両用装甲車であれば20~30両を輸送可能。後部デッキにはヘリコプター甲板があり、CH-53Kキングスタリオンといった大型ヘリの発着艦も可能。EPF 13では更にV-22オスプレイの発着艦が可能になり、飛行運用をサポートする機能が拡張。11mの複合艇RHIBを発進および回収する機能も強化されている。
同型艦
全艦、オースタル USAで建造予定。
脚注
関連項目
- ジョイントベンチャー
- スウィフト
- ウエストパック・エクスプレス




