般若野村(はんにゃのむら)は、かつて富山県東礪波郡に存在した村。現在の高岡市中田地区の一部(般若野地区)。
村名は中世の郷名『般若野荘』からとられた。
沿革
- 1889年(明治22年)4月1日 - 礪波郡常国村、中野若杉新村、小泉新村、滝新村、島新村、下山田村、下山田新村、東保新村、今泉新村、滝村、今泉村及び射水郡円池又新村の区域をもって、礪波郡般若野村が発足する。
- 1954年(昭和29年)4月1日 - 東礪波郡中田町及び般若野村が合併して、東礪波郡中田町が発足する。
- 1966年(昭和41年)2月10日 - 東礪波郡中田町が高岡市に編入する。高岡市中田地区の一部となる。
歴史
古来、平安時代には1183年の般若野の戦いや戦国時代には1506年の般若野の戦いが起きたことで知られる。
現在「般若野」というと、広義には高岡市南部(北般若、中田、般若野)から砺波市東部(南般若、東般若、般若、栴檀野、栴檀山)にわたる地域を指し、狭義には高岡市南部の旧般若野村の地域のみを指す。
脚注
関連項目
- 富山県の廃止市町村一覧
- 般若野の戦い (平安時代)
- 般若野の戦い (戦国時代)
![[山猫屋本舗] Monologue 【写真】般若寺](https://yamanekoya.net/photo/2013/2013081422.jpg)


