2013年の映画(2013ねんのえいが)では、2013年(平成25年)の映画分野の出来事(動向)について記述する。
2012年の映画 - 2013年の映画 - 2014年の映画
出来事
世界
- 1月13日 - 第70回ゴールデングローブ賞授賞式が行われ、ドラマ部門で『アルゴ』が、ミュージカル・コメディ部門で『レ・ミゼラブル』が作品賞を受賞した。
- 1月27日 - 第19回全米映画俳優組合賞の結果が発表され、『アルゴ』がキャスト賞を受賞した。
- 2月7日 - 17日 - 第63回ベルリン国際映画祭が開催され、ルーマニア映画『私の、息子』が金熊賞を受賞した。
- 2月10日 - 第66回英国アカデミー賞の結果が発表され、『アルゴ』が作品賞を受賞した。
- 2月24日 - 第85回アカデミー賞の結果が発表され、『アルゴ』が作品賞を受賞した。
- 4月27日 - 29日・5月3日 - 6日 - 「イタリア映画祭2013」、東京・有楽町朝日ホールにて開催。
- 5月15日 - 5月26日 - 第66回カンヌ国際映画祭が開催され、フランス映画の『アデル、ブルーは熱い色』がパルム・ドールを受賞した。
- 6月22日 - 6月29日 - 第35回モスクワ国際映画祭が開催された。
- 8月22日 - 9月3日 - 第37回モントリオール世界映画祭が開催された。
- 8月28日 - 9月7日 - 第70回ヴェネツィア国際映画祭が開催され、イタリア・フランス映画の『ローマ環状線、めぐりゆく人生たち』が金獅子賞を受賞した。
日本
- 1月15日 - 『戦場のメリークリスマス』や『御法度』の監督でテレビ番組のコメンテーターとしても活躍した大島渚が死去(80歳没)。
- 2月7日 - 第67回毎日映画コンクールの表彰式が川崎市のチネチッタで行われ、『終の信託』が日本映画大賞を受賞した。
- 2月10日 - 第86回キネマ旬報ベスト・テンの授賞式が行われ、日本映画作品賞は『かぞくのくに』、外国映画作品賞は『ニーチェの馬』がそれぞれ受賞した。
- 2月14日 - 第55回ブルーリボン賞の授賞式が東京・イイノホールで行われ、作品賞は『かぞくのくに』が受賞した.
- 2月21日 - 2月25日 - ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2013が開催され、オフシアター・コンペティション部門のグランプリに「暗闇から手をのばせ」が選ばれた。
- 2月25日 - 2013年秋に公開予定だった日中合作映画『一九〇五』(監督:黒沢清、主演:トニー・レオン)が、製作会社のプレノン・アッシュが2月20日に東京地方裁判所から破産手続き開始決定を受けたことにより、製作中止が決定。尖閣諸島問題が理由とみられる。
- 3月8日 - 第36回日本アカデミー賞の結果が発表され、『桐島、部活やめるってよ』が最優秀作品賞を受賞した。
- 3月22日 - アニメ映画『映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館(ミュージアム)』が公開14日目にして累計動員数が1億人を突破。これで『映画ドラえもん』シリーズが東宝でのこれまでの記録である『ゴジラ』シリーズ全28作を抜く1億人突破となった。
- 9月1日 - 宮崎駿が『風立ちぬ』を最後に長編アニメーション映画の製作から引退する事をスタジオジブリ社長星野康二が発表。
- 9月14日 - 9月20日 - 第35回ぴあフィルムフェスティバル(PFF)が渋谷シネクイントで開催された。
- 10月15日 - 絵本作家の中川李枝子と山脇百合子が第61回菊池寛賞を受賞。
- 10月17日 - 10月25日 - 第26回東京国際映画祭(TIFF)が開催され、『ウィ・アー・ザ・ベスト!』が東京 サクラ グランプリを受賞した。
周年
- 創立90周年
- ウォルト・ディズニー・カンパニー
日本の映画興行
- 入場者数 1億5589万人
- 興行収入 1942億3700万円
- 出典:「2013年 日本映画・外国映画 業界総決算」『キネマ旬報』2014年(平成26年)2月下旬号、キネマ旬報社、2014年、197 - 199頁。
各国ランキング
日本興行収入ランキング
- 出典:2013年興行収入10億円以上番組 (PDF) - 日本映画製作者連盟
全世界興行収入ランキング
- 出典:“2013 Worldwide Box Office Results”. Box Office Mojo. 2015年12月27日閲覧。
北米興行収入ランキング
- 出典:“2013 Domestic Yearly Box Office Results”. Box Office Mojo. 2015年12月29日閲覧。
日本公開作品
受賞
主要映画賞
- 第79回ニューヨーク映画批評家協会賞
- 作品賞: 『アメリカン・ハッスル』
- 第37回日本アカデミー賞
- 最優秀作品賞 - 『舟を編む』
- 最優秀監督賞 - 石井裕也(『舟を編む』)
- 最優秀主演男優賞 - 松田龍平(『舟を編む』)
- 最優秀主演女優賞 - 真木よう子(『さよなら渓谷』)
- 第56回ブルーリボン賞
- 作品賞 - 『横道世之介』
- 主演男優賞 - 高良健吾(『横道世之介』)
- 主演女優賞 - 貫地谷しほり(『くちづけ』)
- 監督賞 - 大森立嗣(『ぼっちゃん』『さよなら渓谷』)
- 第87回キネマ旬報ベスト・テン
- 外国映画第1位 - 『愛、アムール』
- 日本映画第1位 - 『ペコロスの母に会いに行く』
- 第68回毎日映画コンクール
- 日本映画大賞 - 『舟を編む』
主要映画祭
- 第70回ヴェネツィア国際映画祭
- 金獅子賞: 『ローマ環状線、めぐりゆく人生たち』(ジャンフランコ・ロージ監督)
- 銀獅子賞(監督賞): アレクサンドロス・アブラナス(『Miss Violence』)
- 男優賞: テミス・パヌ(『Miss Violence』)
- 女優賞: エレナ・コッタ(『Via Castellana Bandiera』)
- 第66回カンヌ国際映画祭
- パルム・ドール: 『アデル、ブルーは熱い色』(アブデラティフ・ケシシュ監督)
- グランプリ: 『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』(ジョエル&イーサン・コーエン監督)
- 審査員賞: 『そして父になる』(是枝裕和監督)
- 男優賞: ブルース・ダーン(『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』)
- 女優賞: ベレニス・ベジョ(『ある過去の行方』)
- 監督賞: アマト・エスカランテ(『エリ』)
- 脚本賞: ジャ・ジャンクー(『天註定』)
- 第63回ベルリン国際映画祭
- 金熊賞: 『私の、息子』(カリン・ピーター・ネッツァー監督)
- 銀熊賞(審査員グランプリ): 『鉄くず拾いの物語』(ダニス・タノヴィッチ監督)
- 銀熊賞(監督賞): デヴィッド・ゴードン・グリーン(『セルフィッシュ・サマー』)
- 銀熊賞(男優賞): ナジフ・ムジッチ(『鉄くず拾いの物語』)
- 銀熊賞(女優賞): パウリナ・ガルシア(『グロリアの青春』)
死去
脚注
出典


![1988] Rain Man • Hans Zimmer № 12 ''Las Vegas'' YouTube](http://i.ytimg.com/vi/oRhjzp0BmEA/maxresdefault.jpg)

