グランドオペラ (Grand Opera) はアメリカ生まれの競走馬、種牡馬。
経歴
競走馬としてはイギリスで1戦したのみだったが、種牡馬として日本に輸出され、1988年より供用開始となった。まず青森県の五戸畜産農業協同組合で2年間供用され、1990年より北海道の日高軽種馬農協門別種馬場で供用された。産駒の成績不振にともない1993年に種付け頭数が急減し、翌1994年から青森県の諏訪牧場に移ったが、メイセイオペラの活躍を受け門別種馬場に復帰した1999年は152頭の繁殖牝馬を集めた。
晩年はまた青森に戻り、山内牧場に繋養され種牡馬を続けていたが、2005年10月に心臓麻痺により死亡し、同年11月付で供用停止となった。
おもな産駒
- アマゾンオペラ(1991年生、 川崎記念、金盃、マイルグランプリなど重賞10勝)
- ミスオペラ(1991年生、サマーカップ)
- ナーシサス(1991年生、秋の鞍)
- メイセイオペラ(1994年生、マイルチャンピオンシップ南部杯、フェブラリーステークス、帝王賞など)
- カヌマオペラオー(1997年生、かもしか賞など重賞6勝)
- オペラキッス(2000年生、ル・プランタン賞など重賞9勝)
- オペラコロナリー(2000年生、兼六園ジュニアカップ)
- グランドピアノ(2000年生、不来方賞)
- ブラックミラージュ(2000年生、北海道2歳優駿)
- フルグラトル(2000年生、ダイヤモンドカップ)
- メモリアルオペラ(2000年生、花吹雪賞)
- タイムオブマネー(2000年生、九州ジュニアグランプリ)
- キタノオペラ(2001年生、サラブレッドヤングチャンピオン)
- シャインカイザー(2002年生、北日本新聞杯)
- サチコゴージャス(2005年生、新春ペガサスカップ、園田ユースカップ、若草賞、新緑賞、秋桜賞)
血統表
- 1980年のカナダ・ソヴリン賞年度代表馬グローリアスソングを母に持ち、半弟に種牡馬のラーイとシングスピール、その他近親にデヴィルズバッグ、セイントバラード、ダノンシャンティらがいる。
脚注
外部リンク
- 競走馬成績と情報 netkeibaJBISサーチ

